鵠沼海岸商店街に2015年に完成しました「KUGENUMA TORICOT」を2017年度グッドデザイン・ベスト100に選んで頂きました。商店街に面して小さなシェアキッチンを計画して、商店街の賑わいを敷地奥まで引き込んだデザインを評価していただけた様です。詳細はこちらのグッドデザイン賞のサイトでご確認いただけますので、お時間ある時に是非ご覧ください!
八幡浜市保内総合児童センター(仮称)デザイン設計競技 最優秀賞
鯖江プロジェクト 配筋検査
先日、鯖江のプロジェクトの配筋検査を行いました。主体構造は木造なのですが、積雪も多い地方ということもあり地盤面からある程度までの高さはコンクリートで壁を立ち上げています。今回は基礎と立上り壁の検査を同時に行いました。
遠方ですが構造事務所の多田さんや担当の深澤さんにもご足労いただき、是正箇所の指摘をしていただきました。その後、場所を移動して、木造部の詳細の打合せなどを行い、気がつけば5時をまわっていました。
北陸本線鯖江駅から東京まではおおよそ4時間。人や物の移動がどんどん高速化する現代において、この距離感は貴重な気がしています。遠いからこそ、維持される環境があるのかなあと思ったりしています。そんな、環境の中で、良い建築になればと思っています。でも、遠いいなあ(笑)
二俣川プロジェクト 地鎮祭
およそ1年かけて設計してきました二俣川プロジェクトの地鎮祭を行ないました。閑静な住宅地に周辺環境の負担にならなず、また、将来様々な使い方へ対応できるような集合住宅の在り方をお施主様、賃貸プロデュースのプロであるプリズミックさんと検討を進めてきました。集合住宅なので当然収支も考えなくてはいけないので、工事費と規模(戸数)の絶妙なバランスを探るべく、トライアンドエラーを繰り返しながら、最終的には最適解にたどり着くことができました。来年1月末の完成に向けて、施工担当の大同工業さんと進めていきます。プリズミックさんのサイト(→こちら)でもレポートを見ることができます。
鯖江市水落プロジェクト 地鎮祭
5月、6月の庭
梅雨入りしたというのに、雨があまり降らないですね。うちの手間暇かけない庭の植物にとって、この時期の多少の雨はご褒美の雨。5月、6月の庭は、恵みの水がしっかりと土に蓄えられて、花も葉もみずみずしくて見ていて癒やされます。今、一番見事に咲いているのは、白色の墨田の花火。奥にちょっと見えるのは、クッキーのスノーボールのように丸く、愛らしい名前のアナベルという紫陽花です。日陰に咲く花や葉をメインにした庭はしっとりした雰囲気でおすすめです。
白色は墨田の花火で、装飾花の形が特徴的。ブルーの紫陽花と並んで美しい。
アナベルは、真っ白になった後も徐々に緑色に変化して、枯れて終わる感じのない不思議な紫陽花。花瓶にいけたら素敵なのですが、事務所から眺める自然な姿も大好きなので、今年もこのまま楽しみます。
10年して、高さも10mまで大きくなったコナラの下には、様々な下草を植えています。フイリヤブランにクリスマスローズ、ビンカミノールやツルニチソウ。季節によって花も咲かせるグランドカバーは一年中楽しめます。
片付いていなくても・・・
先日、建築の相談会に参加したときです。リフォームをお考えの奥様に「片付けが苦手なんですけど・・・家をそのまま見てもらっていいですか?」とご相談いただきました。どうしたら物をうまく片付けられるか。得意不得意に関係なく、収納の作り方で解決できるのではと考えています。お施主さまがお暮らしの中でこれは収納できていない。と思う物の量がどのくらいでどのような状態かを把握するには、現状のお暮らしを見せていただくことが一番です。写真の住宅はマンションのスケルトンリフォームです。片付けが苦手で家に物が溢れているという奥様が、設計前にお暮らしの状態を写真で見せて下さいました。そこで、リフォームコンセプトは壁で部屋を仕切るのではなく「収納で暮らしのスペースをつくる」ことになり、どこに何を収納するか一緒に考えていきました。お引越し後にお伺いさせていただいた時はすっかり片付いていて、とても綺麗な状態でお暮らしされていました。造り付けの家具は地震で倒れないことも利点です。自分の物と気持ちよく暮らしていく。そんな家づくりができたらよいなと思っています。
シェアキッチンから小さなポテト屋さんへ
鵠沼海岸商店街に面する敷地でこのプロジェクトが始まったとき、十勝の素晴らしい食材を地元の方や商店街を訪れる方と分け合いたいというお施主様の思いから、この小さなシェアキッチンは始まりました。そこから、今の店主さんのアイデアでこんな素敵なお店に発展!ロゴもポテトを入れるカップもどれも本当にcute!!ブルーのオーニングは、商店街の歩道ブロックにある青のシンボルカラーを取り入れています。
お店と店主さんのこれからの思いが、稲村ヶ崎R不動産で紹介されています。
こちらをぜひ御覧ください。
鵠沼海岸の1坪店舗 KUGENUMA TORICOT
リノベーション 玄関土間
世田谷区築27年のマンションリノベーションです。もともとは2LDKだった70㎡。リノベーションするにあたり、お子さんとご夫婦で広々と暮らせるように、コンクリートブロックの壁を3枚立てるだけにして、玄関、LDK、クローゼット、寝室とゆるやかにスペースを分けました。ご夫婦共にサーフィンをされるのでウェットスーツやサーフィンのボードを置く場所が必要とのこと。そこで玄関を自転車も置ける約5帖の土間にしました。もともとお持ちのキャビネットやスツールが置かれると、西海岸を感じる雰囲気。。お引き渡し後に少し時間が経ってお伺いした時、家具やモノが置かれて家がすっかり住まい手のものになっていると、とても嬉しくなります。この住宅の詳しい内容はこちらをご覧下さい。リノベーションのご相談等はお気軽にご連絡下さい。検討されている既存の図面をお持ちいただければ、当事務所の実例プランや写真をご覧いただきながら、予算やお暮らしのご希望をお伺い致します。