配筋検査・工場見学

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先週、八幡浜保内総合児童センターの配筋検査に行ってきました。保内総合児童センターは保育園と児童センターの複合施設。保育園が約1300平米、児童センターが約700平米。写真は児童センターの配筋検査の様子です。担当は小西建設さん。とてもきれいに配筋されていました。

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こちらは保育所の配筋状況。1300平米の広さの配筋は壮観です。こちらの施工担当は堀田建設さん。いくつかの是正指示をさせていただきました。

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配筋検査はコンペのときからご協力頂いている多田修二構造設計事務所、担当の深澤さん。遠路はるばるお越しいただきました。

配筋検査の後は、松山市へ移動してプレカットの打ち合わせがてら、プレカット工場を見学させていただきました。昔は大工さんが手で加工していた木材も現在は加工機械でデータ入力された形へと自動的に加工されていきます。

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今回プレカットを担当するのは、愛媛県の大手プレカット会社の「愛媛プレカット」さん。大きな敷地に効率よく機械が並べられ、流れ作業で加工が進んでいきます。

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この機械は主に柱を加工するためのものです。柱と梁は加工の形状や木材の大きさが違うため、違うラインで加工されていきます。

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加工が完了した梁。ほぞなどがきれいに加工されています。

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ある程度の加工は機械で対応可能ですが、複雑な継ぎ手などはベテランの大工さんが手加工することになります。大工さんの加工技術はやはりすごい!

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加工が完了した材料はこの様に梱包され、出荷されていきます。プロジェクトごとに整然と仕分けされています。工場はとてもきれいで、ゆったりと機械が配置されていました。愛媛プレカットさんのこの工場は24時間稼働していて、私達の物件の加工も2〜3日で完了してしまうというので、びっくり。

加工よりもその前の加工データの作成にかなりの時間が必要とのこと。加工データは専用のCADでデータ作成専門の女性が終日入力を行っても約2週間ほどかかるそうです。

8月の下旬には保内児童センターの材料が納入されるので、そのときに再度材料検査でお伺いすることになりそうです。

 

 

 

いよいよ着工です!

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昨年10月に最優秀に選んでいただきました八幡浜の保育所・児童センターの設計が完了し、いよいよ工事が始まります。写真は、先日行われた起工式の様子です。八幡浜市長・副市長をはじめ、多くの関係者の皆さまがご出席された中、施工を担当されます堀田建設さんと小西建設さん主催で起工式が行われました。

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起工式に参加して、改めて皆さんの期待の大きさを身にしみて感じ、気が引き締まる思いでした。来年4月の開園の時に、市の皆さんに喜んでいただけるように、精一杯、取り組んでいきたいと思います!

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それにしても6000㎡の敷地は広い!奥に見えるみかんの段畑と呼応するように、段々屋根の平屋の建物がこの場所に建つ予定です。(地元のCATVで放送された起工式の様子はこちらから)

プリズミック「事務所探訪」

事務所探訪今年の春に完成しました集合住宅「アリエ」でプロジェクトをご一緒させていただきましたプリズミック(※)さんが運営するサイト「prismic-partners」で、私達の事務所を取り上げていただきました。よろしければ是非、御覧ください。→「建築事務所探訪」

※プリズミックさんは、賃貸管理・賃貸経営の総合コンサルティングを行う会社です。建築家とも数多くの集合住宅を実現させています。資金計画から募集・管理まできめ細かいサポートをしてくれます。また、プリズミックさんが運営するプリズミックギャラリーでは、建築家やクリエイターの魅力的な個展を定期的に開いています。→「プリズミックギャラリー」

 

鯖江も大雪!

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東京が4年ぶりの大雪で20センチ積もった翌日、鯖江の現場に行ってきました。南岸低気圧が東京に雪を降らせたあと、北東方向に抜けると西高東低の冬型の気圧配置。しかも強烈な寒気も南下して、当然ながら北陸は大雪!鯖江の現場も真っ白でした。

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外部の工事はおおよそ仕上がってきていて、内装の工事が進んできています。柱・梁に直接納められたガラスもうまく納まり、ほぼすべての軸組が現しの空間が現れてきました。今後、床貼りや家具工事が進んで行きます。それにしても、北陸の職人さんは当たり前ですが雪に慣れていて、車にスコップ常備。ちょっと打ち合わせしている間にも車は雪に埋まってしまうので、スコップで除雪してから出ないと車に乗れません。足元は長靴当たり前。以前、雪の時にスニーカーで現場に行ったら、職人さんに笑われてしまったので、今回はスノーブーツを装着。「おっ、今日はブーツだね。」とニッコリしていただけました。月末には、足場が外れるそうです。たのしみ!

あけましておめでとうございます!

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あけましておめでとうございます!

昨年はグッドデザイン・ベスト100に選んで頂いたり、児童センターのコンペで最優秀賞を頂いたりと嬉しい1年でした。本年は昨年の成果を糧に、一歩づつ着実に前進できるように努力していきたいと思います。本年も変わらず、アンブレ・アーキテクツをよろしくお願いいたします。

写真は年末最後に鯖江に行った時に撮った富士川越しの富士山です。雲一つない快晴。鯖江は雪だったのですが。。。日本の冬型気圧配置の典型を体験することができました。

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グッドデザイン・ベスト100プレゼンテーション

去る11月5日に行いましたグッドデザイン・ベスト100プレゼンテーションの動画がこちらにアップされています。お時間のある時に是非御覧ください。ちょっと恥ずかしい。。。

 

鯖江プロジェクト 雪!

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先日、雪の中、鯖江プロジェクトの現場確認に伺いました。今年は例年よりも雪が早いようです。

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建物の周囲に雪が積もらないように設置した大きな庇が早くも効果を発揮!。雪の中でも外壁工事を進めていただいています。本当に寒い北陸の冬の中、職人の皆さんの丁寧な仕事に、本当に感動しました。皆さん、ご自身の仕事に誇りを持って取り組んでおられて、私自身も見習わなくてはならないと、気が引き締まる思いです。

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大工さんの仕事、板金屋さんの仕事、本当にきれいです!

GOOD DESIGN AWARD 2017 食べるデザイン

311/1〜5東京ミッドタウンにて開催されたグッドデザイン賞受賞展に参加致しました。沢山の方にご来場頂きまして本当にありがとうございました。商店街の敷地に1坪のシェアキッチンをつくることは小さなことですが、「地元、人、食」それぞれのつながりを大切にする施主の熱い思いが私有地に誰でも入れるオープンな食の場を生み出し、これがBEST100を受賞した原点でした。施主の思いで建築の現れかたが変わり、街が変わってきます。私達はこれからも施主の細かな思いを聞き、建築の現れかた、建築と社会のつながり方を考えていきます。

1又、食べるグッドデザイン展にも展示を行っています。食のデザインといってもパッケージデザインだけでなく、食と社会や人を結ぶデザイン方法が様々あり、「食」の大切さを改めて感じる内容でした。GOOD DESIGN Marunouchiにて11/13まで開催されています。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。詳細はこちらを御覧ください。

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鯖江プロジェクト 建て方

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福井県鯖江市で進めていますプロジェクトでは、昨日より建て方が始まりました。殆どの部材が現しになることから、金物の納まりや建て方の順序など時間を掛けて事前に打合せを進めてきましたので、順調に作業は進んだようです。福井は周囲を山々に囲まれている地形なのですが、屋根に登ると目前には山々が見え、とてもきれいな風景です。建物内部からもこの風景を見れるように計画しています。

二俣川プロジェクト 建て方

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二俣川プロジェクトでは、建て方が行われました。1階のコンクリートの上に小さく可愛らしい木造の平屋がちょこんと乗っかっているようで、とても良い大きさでした。

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1階のコンクリートの部分には壁と一体で作ったベンチがあるのですが、建て方の休憩時間に早速大工さんが座ってくれていてました!コンクリート打放しの部分も今回はいわゆるツルツルの打ち放しではなく、少し木目が残るようにラワン合板の型枠で施工していただきましたが、とても打ち上がりがよく、とってもいい感じでした。すべての型枠が取れるのが楽しみです。

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