照明確認
八幡浜では、内部足場がある状態ですが、照明と点灯して、明るさの確認を行いました。今回、照明計画は灯デザイン(→リンク)の早川さんにお願いしました。設計時から喧々諤々、意見をぶつけ合いながら進めてきたので、明るさはもちろん、器具の選定や納まりなども納得の出来となりました。照明デザインは様々な要因が絡み合うので、本当に難しいといつも感じていますが、うまく行ってよかったです!
保育室はライン照明を天井に埋め込んでもらいました。こちらもとてもきれいに納まっています。電気屋さん泣かせの納まりですね。
外壁は下見板張り
内部工事も着々と!
外部工事と並行して、内部工事も進んでいます。高天井部分は内部足場を組み、まずは上部の仕上げを先行して進めていきます。写真は保育所のランチ創作室という多目的スペースです。約5mの天井高さがあり、子どもたちが食事をしたり、工作したり、様々な活動に使用される場所になります。右側に見えるのは、中庭です。内部に守られながらも、明るく、開放的な活動スペースになりそうです。
工事と並行して、様々な材料のサンプルもご用意いただき、検討を進めています。写真は保育所の各室に使用するカラー塗装のサンプルです。自然塗料を使用して、微妙な色合いに調整していくのは大変ですが、塗装屋さんにもご協力いただきながらもう一息のところまで来ています。
保育所は子どもたちの泣き声や大声が響いてしまうと、居心地の悪い空間になってしまうので、天井にはロックウール吸音板を使用します。どんな釘で留め付けるか、サンプルで確認しています。
外部工事が着々と!
「都市の家」地鎮祭
いよいよ建て方!からの日土小学校
八幡浜では、いよいよ建て方が始まりました。写真は、周囲のみかんの段畑をバックに、大屋根の垂木を取り付けている大工さんたちです。
構造設計をお願いしている多田脩二さんと担当の深澤さんにもお越しいただき、細かく時間をかけてチェックをしていただきました。写真は保育園の中庭です。ほとんどの柱と梁が現しになるので慎重に確認をしました。
全景。道路側が児童センター、奥側が保育所です。段々屋根の形が徐々に見え始めてきました。
そして、現場検査のあと、市の担当の高橋さんの取り計らいで、日土小学校に見学に行くことができました。
何度来ても本当に素晴らしい学校です。この建物を保存して、きちんと小学校として使い続けている八幡浜市は本当に素晴らしい!子どもたちは皆元気で、すれ違うたびに「こんにちは!」と大きな声で挨拶してくれます。良い建築はおおらかな子供を育むんだなーとしみじみと思いました。
グッドデザイン賞受賞
今年3月に横浜市二俣川に完成しました集合住宅「アリエ」が本年度のグッドデザイン賞を受賞しました。プロデュースをしていただいたプリズミックさん、施工を担当していただきました大同工業さん、そして、設計の機会をいただきましたお施主様に心より感謝いたします。詳しくは下記グッドデザイン賞の受賞サイトを御覧ください。→リンクはこちら。
木材検査
日経アーキテクチャー2018年8月23日号(日経BP)
本日発刊の「日経アーキテクチャー2018年8月23日号の「フォーカス住宅」という特集に横浜市二俣川の集合住宅「アリエ」を掲載いただきました。お時間あるときに是非御覧ください。プロジェクトの詳細はこちらから。