だんだんセンター通信

コロナ禍のため約1年半八幡浜市(愛媛県)を訪れることができず、2019年4月に開館した保内児童センターの様子はメールや電話で確認するにとどまっています。その中で現場の状況を知るために楽しみにしているのが児童センター発行の「だんだんセンター通信」です。この通信から現場の先生方の熱意あふれる運営で子どもたちが生き生きと児童センターで遊び活動する姿が伝わってきます。「だんだん」は「いつでも」「だれでも」「じゆうに」利用できるふれあいの遊び場であり、このような「子どものための自由な居場所と見守る大人」が学校や家庭以外に必要です。
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八幡浜市は日本有数の蜜柑の産地であり、保内児童センターや保育所も蜜柑の段々畑の山々に囲まれています。センターの愛称である「だんだん」は八幡浜の風景からイメージした言葉であり、伊予弁では「ありがとう」の意味があります。子どもは元気と活気の源であり、見守ってくれる先生や地域の方がいてこそ双方向の関係が良好になります。「だんだん」が子どもの育ちの場としてこれからも地域に愛される場所であってほしいと願っています。

リアス式海岸と蜜柑の段々畑がつくる美しい八幡浜の風景

だんだん俯瞰