梅雨入りしたというのに、雨があまり降らないですね。うちの手間暇かけない庭の植物にとって、この時期の多少の雨はご褒美の雨。5月、6月の庭は、恵みの水がしっかりと土に蓄えられて、花も葉もみずみずしくて見ていて癒やされます。今、一番見事に咲いているのは、白色の墨田の花火。奥にちょっと見えるのは、クッキーのスノーボールのように丸く、愛らしい名前のアナベルという紫陽花です。日陰に咲く花や葉をメインにした庭はしっとりした雰囲気でおすすめです。
白色は墨田の花火で、装飾花の形が特徴的。ブルーの紫陽花と並んで美しい。
アナベルは、真っ白になった後も徐々に緑色に変化して、枯れて終わる感じのない不思議な紫陽花。花瓶にいけたら素敵なのですが、事務所から眺める自然な姿も大好きなので、今年もこのまま楽しみます。
10年して、高さも10mまで大きくなったコナラの下には、様々な下草を植えています。フイリヤブランにクリスマスローズ、ビンカミノールやツルニチソウ。季節によって花も咲かせるグランドカバーは一年中楽しめます。