あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。2017年もアンブレ・アーキテクツをよろしくお願いいたします。今年は年始早々、出張で東北へ。その帰りに仙台から山形方面に仙山線で1時間程度の作並温泉へ行ってきました。夜に着いて、次の日の朝には帰京という弾丸でしたが、子どもたちを祖母に連れてきてもらい、家族で一晩ゆっくり温泉につかり、年始にエネルギー注入できました。今年も明るく、誠意を持ってプロジェクトに取り組んで行きたいと思います!

二俣川プロジェクト

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今年の初めから設計を進めている横浜市二俣川のプロジェクトをご紹介します。写真は1/100の模型。最初のプレゼンテーションでは図面と一緒にこのような模型をご覧頂いています。計画の建物が敷地にどのように配置されるか、周辺の建物と比べて高さや規模はどのようになっているか、周辺との関係性をお施主様によく理解していただけるように模型を使ってご説明しています。当プロジェクトは6戸の集合住宅で、敷地を2分割する案と1敷地として計画する案を検討し、最終的には2分割案で進めることになりました。お施主様は、将来は各棟を住宅に変更されたいというご要望をお持ちなので、長期的な建築の在り方にも対応できるよう当初より考慮して計画します。

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事務所の本棚の上には様々な可能性を検討した1/100模型が積まれています。集合住宅の計画では、各住戸の面積や戸数の取り方を検討するためにもプランだけでは見えない計画の長所や短所を模型を使って確認していきます。次は、1/50模型に進みます。

「住人十色」放送後

 

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Terrace and Hutのお施主さまのご協力で11月5日に関西方面で放送された「住人十色」のDVDが毎日放送より届きました。タイトルは「3世帯10人が暮らすモノも人もシェアする家」。撮影の立会いをしなかったため、どんな撮影だったのだろう?と少し心配になりながら視聴開始。内容は、お施主さまたちの人柄や暮らしぶりがよく映されており、お笑いリポーターの大袈裟な感じも心地よく、何よりみなさんの笑顔が素晴らしかったです。 設計は100%行き届くものではないのですが、いつも明るく飾らない姿でポジティヴに接して下さったお施主さま家族に感謝の思いで一杯になりました。

毎日放送「住人十色」

明日、11月5日(土)午後5時から、毎日放送の「住人十色」という番組で「Terrace & Hut」を取り上げて頂きます。放送エリアが近畿地方なので東京では見られませんが、エリア内の方は是非ご覧ください。リンクはこちらです。

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瑞龍寺に行ってきました。

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皆さん、富山県高岡市にある瑞龍寺をご存知でしょうか。富山県唯一の国宝で、加賀藩二代目藩主前田利長の菩提寺として1663年に建立されたお寺です。先日、鯖江のプロジェクトで福井に行った際に、足を延ばして訪れました。私たちも早稲田大学芸術学校校長の赤坂喜顕先生から教えていただき、初めて知ったお寺です。(写真は最初にある総門)

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とても美しいお寺なのですが、まず、配置がとても興味深いのです。入り口の総門をくぐると手前に白い玉石の敷かれた庭と奥に一面芝生で覆われた緑の庭があり、中央の軸線上(東西軸)に山門、仏殿、法堂と配置されています。この、白い玉石の空間から山門をくぐって緑の芝の空間へ移動するときの体験は、とても素晴らしいものでした。全体の配置はシンメトリーで静的ですが、体験は劇的です。

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奥の芝の庭は、周囲を回廊で囲われています。一般的にお寺の回廊は吹きさらしのことが多いいのですが、北陸の豪雪地域であることから、瑞龍寺の回廊は可動建具で仕切られています。この回廊がまた素晴らしい空間になっています。

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この美しい芝の中庭は、建立当初は松の木などが植えられ、地面も芝ではなく、土だったそうです。昭和60年から約10年間の大改修の際に、中庭の松を外に移植し、西洋芝を一面に植えたそうです。この改修の素晴らしさに感嘆しました。建物の案内をされているご老人も、この改修の素晴らしさをお話されていて、高岡の方々がこのお寺を大事に、そして誇りに思っておられることがよくわかりました。

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この可動建具は、半分が障子、その外側に引違いの木板の雨戸がついています。雨や雪になるとこの雨戸を閉めるそうです。この日は、天気が良かったので、障子を半分だけ開けて、美しい立面のリズムをつくっていました。

高岡は東京からは結構な距離なので、なかなか、特別な用事でもないと行くことも少ないかと思いますが、もし、お近くに行かれる場合には、ぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

帰りは、富山駅から北陸新幹線「かがやき」で帰京しました。富山から大宮まで停車駅は長野のみで、1時間40分程度。思ったより早かったです。

それにしても、朝5時に事務所を出て、東海道新幹線「米原」経由で福井に行き、プロジェクトの打ち合わせをして、レンタカーで高岡へ、富山から大宮経由で帰ってきた弾丸ツアーな1日でした。富山駅前で食べた夕食のお魚のフライがとっても美味しかった!

鯖江プロジェクト

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新しいプロジェクトの現地確認で、福井県鯖江市に伺いました。北陸3県の一つの福井県には豊かな自然が残っています。鯖江市はメガネの生産で有名ですね。国内のシェアは90%程度、世界的に見ても30%程度のシェアを誇ります。周囲を山々に囲まれた環境の中で、来年春の着工を目指して、設計を進めます。

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福井県鯖江市は私の母方の実家があります。かなり古い日本家屋を曳家したといわれる建物は、越前地方の民家の面影を色濃く残しています。

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北陸本線鯖江駅。東京からは東海道新幹線の米原駅で北陸本線に乗り換えおよそ4時間弱の距離。どこでも時短で行ける現代に、この距離感は貴重な様に思います。

 

 

チバウ文化センター


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夏休みを利用して、ニューカレドニアにあるチバウ文化センターに行ってきました。設計はイタリア建築界の巨匠、レンゾ・ピアノ。まだ、私たちが芸術学校の学生だった頃の1998年、衝撃的にデビューしたチバウ。当時、芸術学校の教授だった鈴木了二先生もすぐに見に行かれて、良かったと仰っていました。それ以来、いつかは見に行きたい建築の一つでしたが、ついに、行くことができました。チバウ文化センターは、ニューカレドニアの独立を先導していたジャン・マリー・チバウの業績をたたえ、ニューカレドニアの伝統的文化であるカナック文化を後世に伝えるために建設されました。

当時の大統領だったミッテランは1990年に国際コンペを行いました。約170のエントリーから二日間の初期審査で10組の建築家が選ばれ、デザインコンペに進み、1991年にレンゾ・ピアノが選ばれました。レンゾ・ピアノはパリのポンピドー・センターや日本の関空の設計で有名ですよね。

アクセスは、ヌメアという町のココティエ広場よりバスで30分ほどですが、行きはホテルからタクシーで向かいました。

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エントランスを過ぎると正面に薄っすらと回りの樹木に溶け込んだ、あの有名なチバウのシルエットが見えてきます。この時点でかなりドキドキしてしまいました。

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そして、途中には全体マップがあります。湾に沿って小道を歩いてゆくといよいよエントランスです。

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正面には、フランスで加工された集成材を使用したカーズが見えます。チバウ文化センターは、このカーズが10個とそれらをつなぐ道(動線)で構成されています。

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各カーズをつなぐ動線部分は非常に緩やかな円弧を描いていて、また、地形に沿って段状になっています。天井高さも抑えられていています。実測で2.4mくらいでした。当日は、9月から始まるイベントの準備をしていました。ちなみにこの通路は半外部的な空間で、空気は外気とつながっています。その半外部感と抑えられた天井高さがとても良かったです。

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そして、この通路には写真の様に幾つかの完全な外部空間が挿入されています。ここは雨も落ちてくる場所となっていて、植物などが植えられています。上部にはパンチングされたルーバーが設置され、強い日差しを柔らかく取り込む効果があります。

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そして、カーズの中へ。カーズとはフランス語でCase、英語ではHutで小屋の意味ですが、ここではカナックの茅葺き屋根の小屋を指しています。カーズの中はカナック文化の展示室や図書室、レストランなどの諸機能が配されています。そして、カーズは外部側の垂直方向に円弧を描いた集成材の柱と内部側の垂直の柱+ルーバーサッシのダブルスキンで構成されています。基本的に壁というものはなく、このガラスルーバーのガラスを透明にしたり、半透明にしたり、場合によっては不透明にしたりして、諸機能に対応しています。このルーバーの開閉によって、様々な季節の気候に対して自然換気で快適な環境となるように考えられています。この日も外部から心地よい風がルーバーを通して流れ込んできて、とても快適でした。

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カーズの外部のディテール。外側の円弧の集成材と内側の垂直の集成材が柱脚の金物で一体化されています。また、内側にルーバーサッシが設置されているのもわかります。この部分は不透明パネルのルーバーですね。そして、外側の集成材には、木製ルーバーが取り付いています。簡単に取り外せるディテールになっていました。

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ニューカレドニアにはcook pine(英名)/ナンヨウスギが多く見られます。このナンヨウスギの垂直性や半透明な感じと、カーズの建ち方が見事に調和していますね。また、このパイナップルの様な形状は貿易風やサイクロンの強風を逃がしながら風圧力差や重力差による換気を実現する為のものです。

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敷地内には、カナックの住居小屋も実際に建てられていて、体験することができます。

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手前にカナックの住居小屋、そしてナンヨウスギに溶けこむように建つカーズ。地域の歴史や文化、自然環境と現代的な技術を融合してできたチバウは、本当に素晴らしい建築でした。もう、ほとんど自然と一体化していて、ずっと昔からここにあるような、風景や環境を創りだしていました。


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見学後、ヌメアのココティエ広場にバスで戻って、家族でパニーニ。エスプレッソがメチャウマでした。

 

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チバウも最高だったけど、海も最高でした!

 

KUGENUMA TORICOT

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この前の土曜日に昨年末に完成した「KUGENUMA TORICOT」に伺いました。「KUGENUMA TORICOT」は鵠沼海岸駅から徒歩3分の商店街に面した場所にあります。その道路に面した小さな小屋で北海道十勝のじゃがいもをココナッツオイルで揚げたフライドポテトを提供するその名も「KUGENUMA TORICOT」がオープンしました。

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土曜日午後限定オープンのお店ですが、鵠沼海岸商店街のイメージカラーのブルーをうまくアレンジしたかわいいお店になりました!

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可愛くデザインされたカップに入った揚げたてホクホクのじゃがいも。自然の甘さで、ほっぺたが落ちそうでした。紫いろをしていますがさつまいもじゃないそうです!。_1030155

息子も大満足!。湘南方面にお越しの際はぜひ、お立ち寄りください!。土曜限定オープンですので、お間違いなく。営業時間などはこちらをチェックください。→LINK TO FACEBOOK PAGE

夏季休業のお知らせ

誠に勝手ながら8月18日(木)より8月23日(火)まで夏季休業とさせていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

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